給与計算の間違いは同じ項目で|社労士us.office 札幌 給与計算アウトソーシング

query_builder 2021/07/05
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 給与計算を間違えたときは一度冷静になり、正しく修正するようにしましょう。

給与計算の間違い

 勤怠の集計や残業代の計算、社会保険料の計算など給与計算では確認しなければいけない事項がたくさんあります。これらはまずは、間違えないようにしなければいけませんが、もし間違えてしまった場合は、冷静に対処しなければ同じミスを繰り返すことになってしまいます。会社にとって給料は非常に重要なものなので間違いのないように正しい計算ができるようになりましょう。給与計算の間違いやすいポイントについてはこちら給与計算の間違いやすいポイント

同じ項目で修正する

他にも影響がある

 残業代の計算で1,000円少なく計算してしまっていた場合、単純に1,000円を従業員の口座に振り込めばいいというわけではありません。残業代が変わるとそれに伴って雇用保険料なども変わります。間違えた金額をそのまま支給してしまうと給料のずれがずっと解消されなくなってしまいます。

計算しなおす

 給与計算を間違えたときは、間違えた部分のみを修正しようとせずに、もう一度正しい金額で計算をし直すようにしましょう。

具体例 

 雇用保険に加入している方で基本給80,000円、残業代5,000円のときに残業代を1,000円少なく計算してしまったとします。

誤)80,000+4,000=84,000円(総支給額)  

  84,000×0.003(一般の事業)=252円(雇用保険料)

  84,000ー252=83,748円(支給額)

正)80,000+5,000=85,000円(総支給額)     

  85,000×0.003(一般の事業)=255円(雇用保険料)   

  85,000ー255=84,745円(支給額)

差額)84,745ー83,748=997円

 1,000円の残業代の間違いですが、最終的な差額は997円になります。

調整の仕方

次月での調整

 給与計算の間違いに早く気が付き、誤った支給額を支給せずにその月のうちに変更できた場合はいいですが、すでに支給してしまった後に計算の間違いに気が付くという場合もあります。そんなときは次月での調整を行わなければいけません。

差額を追加支給

 支給はしてしまっていますが、間違えた月の給与計算を正しい金額で修正を行うと、振込の金額を間違えてしまったという形になります。そのため、次月での調整を行う場合は調整月での給与計算を終わらせた後に、差額分を支給額に足すことになります。

差額を調整月で計算

 差額の調整を次月計算のときに反映させるという方法もあります。間違えた月の明細等は修正をせずに、次月の給与計算の際に残業代1,000円であれば残業代1,000円を多くつけて計算を行います。ですが、この修正を行うと勤怠のデータと給与計算時のデータがリンクしないなどの不具合が生じてしまうことがあるので基本的には修正はすぐに行いましょう。

具体例

 上記同様に雇用保険に加入している方で基本給80,000円、残業代5,000円のときに残業代を1,000円少なく計算してしまったとします(差額997円)。その次の月は基本給80,000円のみだったとします。

①間違えた月にて修正が完了済み

 80,000円(総支給額)

 80,000×0.003(一般の事業)=240円(雇用保険料)

 80,000ー240=79,760円(今月分支給額)

 79,760+997=80,757円(調整後支給額)

②次月で間違えた分も調整

 80,000+1,000(間違い残業代)=81,000円(総支給額)  

 81,000×0.003(一般の事業)=243円(雇用保険料)  

 81,000ー243=80,757円(調整後支給額)

最終的な支給額は変わらないのですが、過程が異なるので正しく修正できるようにしましょう。

状況に応じて

 間違い方や間違いに気が付いたタイミングなどによって正しく修正ができるようにしましょう。正しく修正しなければ、社会保険料の間違いや所得税の間違いとなり正しい給料が払えなくなってしまいます。給料の間違いは会社への不信感に直結するので十分注意しましょう。

控除での調整

 社会保険料などの控除欄での間違いも同様に同じ項目で修正をしなければいけません。多く引いてしまっていたときは控除欄にてマイナス処理を行うと返金(控除ではなく支給)という形になります。マイナス処理なのかプラス処理なのか注意して計算をするようにしましょう。

アウトソーシング

適正化・効率化

 給与計算は会社の運営にとって非常に重要な業務です。社労士によるアウトソーシングの活用で給与計算の適正化・効率化を目指しましょう。

us.office

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