契約時に気をつけること|社労士 us.office 札幌 労務相談

query_builder 2024/06/25
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 雇用契約は会社と従業員の大事な決め事です。後々揉め事にならないようにきちんと決めましょう!

雇用契約は約束事

約束

 雇用契約というとなんだか硬いイメージになりますが、要するに会社と働く人との約束事です。会社側のどういう内容で働いて欲しいという要望と働く側の働いたらいくら給料をくださいという要望を合わせるのです。

勝手に変えれない

 双方が納得して約束をしているので、この約束事を破ったり勝手に変えたりすることは基本できません。これが給料は一度上げたら下げづらいと言われる所以です。

注意する決め事

給料

 当たり前ですが給料の内容はきちんと明確にしておきましょう。基本給がいくらで手当はどのようなものがありいくらなのか。通勤手当はいくらで上限はあるのか。それぞれの手当がどのような場合にどの程度変動する可能性があるのかも確認しておくといいでしょう。昇給の可能性やタイミング、賞与についても漏れのないようにしましょう。

仕事内容・場所

 どのような仕事をどこで行うのか?すべて細かいことまでを列記することは難しいですが、契約書の記載と口頭の説明で、どのような業務を具体的に想定しているのか確認しましょう。少しでも可能性があることは確認しておくべきです。

契約期間

 契約期間はあるのか、所謂契約社員なのか正社員なのか。更新する可能性があることも多く、あまり気にしない方もいますが、契約期間ありとなしではかなり変わってきますので、かなり重要です。また、契約期間がある場合、更新する可能性はあるのか、更新はどのような基準で判断されるのかも確認しておきましょう。

時間・休み

 1日何時間、1週間何時間、1ヶ月何時間働くのか。休みは決まった曜日があるのか日数が決まっているのか、祝日は休みなのか。年末年始やお盆などの季節ものの休みも確認しておきましょう。

変更可能性・範囲

 入社当初の業務内容はその後変わる可能性はあるのか、転勤により働く場所が変わる可能性があるのか。入社当初の内容のみ確認していると転勤や配置転換などがある際に揉めることがあるので、変更する可能性や範囲を確認しましょう。

その他

 会社や働く人にとって何を重要視しているのかは変わります。法律上で確認しなければいけないことは決まっていますが、法律で決まっているからではなく、双方が気持ちよく働けるように確認しておいた方がいいことは全て入社当初に確認するべきです。

働きやすい環境を

法律+アルファ

 法律で決まっていることはもちろん守らなければいけませんが、法律を守っている=いい職場とは必ずしもリンクしないことがあります。人が関わる職場なので、人に応じた対応が必要ですね。

定着が肝

 人材難で倒産が珍しくない話になっています。人材の定着はかなり重要な問題になるので、労務に目を向けられる環境を整えましょう!

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 us.officeではマネーフォワードクラウド給与・勤怠システムの導入・運用支援、給与計算・労務手続きのアウトソーシング、労務相談を通じて、労務業務の適正化・効率化・ペーパーレス化をお手伝いしておりますので、お困りの際はお気軽にご連絡ください。

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