社会保険の適用拡大|社労士us.office 札幌 労務手続きアウトソーシング
2024年の10月から社会保険適用拡大の範囲が広がるので確認しておきましょう!
社会保険
原則の加入者
社会保険(健康・介護・厚生年金保険)に加入する方は基本的に週30時間以上働く方です。週に30時間以上働く方は社会保険に加入しなければいけなく、逆に30時間未満で働く方は社会保険に加入したくても加入できません。
適用範囲を広げる
基本的には週30時間以上なのですが、「もっと加入する人の範囲を広げよう」というのが社会保険の適用拡大です。すでに実施はされているのですが、2024年の10月から拡大となる範囲がさらに広がります。
現在は101人以上
2024年4月現在は原則の週30時間以上の要件で、社会保険に加入する方が101人以上の従業員がいる会社が適用拡大の対象となっています。この101人が2024年10月から51人以上に変わります。
適用拡大
加入者が増える
適用拡大の会社の場合、①週に20時間以上働く②月の給料が88,000円以上③2カ月を超えて働く予定④学生ではない。この4つの要件を満たすと社会保険に加入しなければいけなくなります。これは強制のため、要件に合致するが加入しない、要件に合致しないが加入するということはできません。
社会保険料の負担が発生
社会保険に加入すると、社会保険料を負担しなければいけなくなります。給料から引かれる社会保険料は約15%です。給料が10万円の人は約15,000円が引かれ、手取りが85,000円になります。かなり大きいですね。
メリットもあるが
もちろん加入することにより、社会保険からの補償が増えたりといったメリットはありますが、やはり目先の手取り額が減るというインパクトは大きいでしょう。働き方が変わらなくても、10月以降は社会保険に加入する可能性が出てくるため、自身の働き方や会社ではどのようになるのか確認しておきましょう。
事前の確認を
働き方に影響
社会保険に加入するしないによって、働き方を変える必要が出てくる方が多くいます。同じ手取り額にするためにはより働かなければいけなく、扶養に入ったままにする場合は働く時間をセーブしなければいけません。
事前に相談
適用拡大になる可能性の会社の場合、自分はどのように働きたいのか、従業員はどのように働きたいのか、事前に相談・確認をしておきましょう。○○の壁などかなりわかりづらくなっていますので、知識のある方にきちんと相談しましょう。
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