フレックスとはどのような働き方?|社労士us.office 札幌 クラウド勤怠管理システム導入支援
「フレックスで働くことができると自由でいい!」と思っている方は多いと思いますが、フレックスとはどのような働き方なのでしょうか?
フレックスとは?
簡単に言うと
【フレックス】というように柔軟な働き方なのですが、簡単に言うと、働く時間を従業員さんが決められる制度です。
通常と比べると
通常働く場合、始業9:00~終業18:00(休憩60分)などと決められていることが基本的です。従業員自ら「9:00からは嫌だから11:00に出勤します」というのは当然だめですね。これがフレックスの場合、1カ月で160時間働いてくれれば、平日の何時から何時までに何時間働くのかは自由に決めていいよとなります。
つまり
9:00に出勤しても、13:00に出勤しても、18:00に退勤しても、12:00に退勤してもOKということです。
働く時間を自由に決められるので、プライベートとの調整がしやすく、働きやすいと考えられています。
フレックス導入のために
ルールがあります
「フレックスいいね!うちもフレックスにしよう」となったとしても、何も準備をせずに今日からフレックスにしますとはできません。フレックスのルールきちんと確かめましょう。
会社が決めるものではない
まず、フレックスをいいように捉え、会社側が始業・終業時間を自由に決められる制度と思っている方がいますがこれは違います。
会社が明日は9:00、明後日は11:00というように決めていいわけではありません。あくまで従業員本人が決められるものがフレックスになるため、本人が自由に決められないものはフレックスとは認められません。
時間帯は決められる
フレックスと言っても、何時から何時までの間と会社で決めることはできます。 1日の内どこでも働いていいわけではなく、7:00~20:00の間というように、範囲を決めることが可能です。
そのため、会社でこの範囲が決まっている場合は、範囲内で働く時間を決める必要があります。
1カ月単位のみではない
フレックスは必ず1カ月を単位としなければいけないわけではなく、3カ月を上限に期間を決めることができます。
1カ月で160時間もあり、2カ月で320時間もあり、3カ月で480時間もありです。
決められた期間で決められた時間数を自由に消化していくイメージです。
上限があります
決められる時間数には当然ながら上限があります。
労働時間の原則ルールである、1週間40時間となるように、カレンダーの日数により、31日なら約177時間、30日なら約171時間と決まっています。
この上限以下で働く時間数を決めることになります。
残業
フレックスは9:00~18:00のように決まっているわけではないため、1日に何時間働いたとしても残業は発生しません。
決まっている期間、例えば1か月で160時間と決まっている場合に170時間働くと10時間が残業として残業代が発生します。
偏りすぎるのはNG
3カ月以内の期間で上限時間数を越えないというルールに加え、1か月ごとの労働時間が週平均50時間を越えないというルールがあるため、繁忙月にかなり偏った労働時間にすることはできません。
例えば、3カ月で480時間と決まっているときに、1か月で300時間働き、残り2カ月で180時間働くという状況になった場合、3カ月で480時間を越えなかったとしても残業が発生します。
ルールに則った導入・運用を
導入運用は適正に
フレックス導入時は会社と従業員代表で協定を結ぶ必要があったり、法律のルールに則った導入、運用が必要になります。うまく活用することで会社・従業員双方がメリットを感じるものになるため、活用をご検討の際は専門家に相談してみましょう。
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