今年の労働保険料納付は高額注意 社労士us.office 札幌 労務手続きアウトソーシング
今年の労働保険料の納付は高額になる可能性が高いため、事前に理由やある程度の金額を確認しておきましょう。
労働保険料の納付
年度更新
毎年6/1~7/10に行う労働保険料(労災・雇用保険料)の申告・納付手続きである年度更新。1年間分の給料を集計、保険料を計算、申告、納付しなければいけないため、早めに準備をしておきましょう。
高額になる可能性が高い
今年の労働保険料は例年に比べて高額になる可能性が高いです。1年に一度のため、まとまって保険料を納付する必要があり、毎年インパクトはあるのですが、今年はより注意が必要です。
料率の変更
雇用保険料率の変更
2022年度、2023年度に雇用保険料率がトータル3回上がっています。2021年度から考えると、1回目で0.5/1,000、2回目で4/1,000、3回目で2/1,000、合計6.5/1,000料率が上がっています。
どちらも上昇
年度更新での労働保険料納付の際は2022年度の確定保険料、2023年度の概算保険料の2つを納付することになります。2022年度の確定した給料から計算した保険料(料率13.5/1,000※一般業種の下半期)、2023年度の予想の給料から計算した保険料(15.5/1,000※一般業種)とどちらも上昇した料率により保険料が決まります。
給料が変わらなくても
料率が上がっているため、給料に変動がなくても保険料の金額は上がります。毎年同じくらいの保険料と考えていると、今年は例年よりも高くなるので、料率変更の影響が今年は強いということを確認しておきましょう。
準備は早めに
納付も7/10まで
労働保険料の年度更新手続きは申告と納付までを7/10期限で行わなければいけません。6/1~給料の集計・保険料の計算を行い、保険料を確定するのが7/10直前の場合、納付しなければいけない金額がいきなり発生してしまうイメージになります。
6/1前に準備
申告の手続き自体は6/1以降にならなければできませんが、給料の集計や保険料の計算は事前に行うことが可能です。保険料の確定を早めに行い、納付金額の確認を事前に行えるようにしましょう。
分割納付も可能
労働保険料の納付は口座振替による納付や、金額等により分割で納付することも可能です。分割納付するためには、保険料の金額等の要件があるため、会社で分割ができるのかも確認しておくといいでしょう。
アウトソーシング
日頃の給与計算
年度更新時の給料の集計・保険料の計算は、日ごろの給与計算をきちんと行い管理が出来ていると、よりスムーズに行うことが可能です。雇用保険に加入しているのかいないのか、保険料対象の給料なのかなど、日ごろの業務がより重要になります。
us.office
us.officeでは、日ごろの勤怠管理・給与計算をクラウドシステムを利用して適正化・効率化し、給与計算・労務手続きのアウトソーシングにより自社での労務業務の削減をお手伝いしております。お困りの際はお気軽にご連絡ください!
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