労務手続きは後回しでOK?|社労士us.office 札幌 労務手続きアウトソーシング
入社や退職があった際の手続きは何かと後回しにされがちですが、後回しにしてもいいものなのでしょうか。
まずやること
入社時
従業員が入社するときはまず本人情報を確認するための書類等の回収、労働契約書の締結をまず先に行いましょう。契約書を結ばずに働き始めると後で給料が違うなどのトラブルになる可能性があります。本人の情報が確認できなければ緊急時の対応ができなかったり、他の手続きに支障をきたします。
入社日には準備万端
初出勤時に自身の勤怠管理のアカウントが無かったり、デスクが用意されていなかったり、パソコンの設定がされていないという状況はよくありません。初出勤の日から会社に対してあまりいいイメージを持てなくなってしまいます。
社会保険はまず先に
社会保険に加入する方の場合はまず社会保険の資格取得手続きを行いましょう。社会保険の手続きをしなければ保険証が届かないため個人の生活に影響を及ぼしてしまいます。
雇用保険は、、、
手続きの期限
雇用保険資格取得の手続きは法律上も翌月の10日までとある程度余裕があります。保険証など生活に影響する可能性も少ないため、余裕のあるときに行う感覚でもいいかもしれません。
退職すると
雇用保険は後回しとして手続きを行なっていない間にやめてしまった場合、取得と喪失の手続きを同時に行わなければいけません。離職票の発行が遅れてしまうので注意しましょう。
退職時は雇用保険優先
離職票
入社時は保険証のため社会保険を優先的に行った方がいいですが、退職時は雇用保険を優先的に行った方がいいです。失業保険を受給するためには離職票発行という雇用保険の手続きをしなければいけないため、退職時は離職票優先と思っておきましょう。
勤怠を締める
離職票を発行するためには退職月までの勤怠情報を確定させる必要があります。そのため、退職者がいるときはまず退職日までの勤怠を確定させましょう。
他に影響が出る
給与計算
社会保険や雇用保険の手続きは給与計算をする際に反映させる事項にもつながるため、手続きが遅れていると正確な給与計算が出来なくなってしまいます。
遡りは面倒
手続きを忘れていた場合は遡って手続きを行えますが、遡りの手続きは必要書類が増えたり、給与で調整が必要な事項が出てきてしまいます。遅れずに行っていれば発生していない重い業務を発生させないようにしましょう。
スムーズなフロー
やり方次第
入社や退職時の各種手続きは、やり方を工夫するとかなり効率的に行うことができます。手続きに時間をかけずに本業に集中しましょう。
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