会社負担の保険料も管理しましょう|社労士us.office 札幌 給与計算アウトソーシング
給与計算をした際は控除する保険料にのみ目を向けがちですが、会社負担分の保険料もきちんと管理するようにしましょう。
労働・社会保険料
会社負担・個人負担
労災保険料・雇用保険料・健康保険料・厚生年金保険料、これらには会社負担部分と個人負担部分があります。給料から引く保険料は個人負担部分のため片方の部分のみを確認しがちですが、会社負担分の保険料も確認するようにしましょう。
納付額
会社が納付をする保険料の金額は会社負担・個人負担の2つを合わせた金額です。個人負担分のみに目を向けていると請求が来る金額に驚いてしまいます。
会社負担が大きい
健康・厚生年金保険料は会社負担と個人負担が半分半分なためわかりやすいですが、労災保険料は会社負担分のみ、雇用保険料は会社負担の割合が大きいためきちんと管理していなければ納付する金額を把握できなくなってしまいます。
別で管理
保険料は別にする
個人負担分は給料から引くので会社のお金になったように思えますが、その保険料は後に支払わなければいけない部分です。そのため、他のお金と同一に扱わずに、後で支払いが必要な保険料として別で管理しておくといいでしょう。
管理をしていないと
保険料を他のお金と同一にして別途管理をしていない場合、保険料の請求が来たときに手元にお金がないなどの資金繰りの問題になってしまう可能性があります。わかりきっているお金の流れのためきちんと管理しましょう。
会社負担も別途管理
会社負担部分
毎月の給与を確定させたときに会社負担分の保険料も確認していないという会社は多いです。この会社負担分を把握していなければ、給料から引いた保険料を管理していないとき同様に、保険料の請求が来た際に手元にお金がないなんて状況になってしまいます。
会社負担も別で管理
会社負担分も給与を確定したときに別途で管理しておくと、いきなりの資金繰り問題にはなりません。給料から引いた保険料、給料に対する会社負担の保険料、どちらも後に納付が必要な部分なので、きちんと把握し管理するようにしましょう。
労働保険料
労災保険料は会社負担のみ、雇用保険料は会社負担の割合が大きいです。また、保険料の納付が年に一度など少なくなるので一度の金額が高くなる可能性が高いです。そのため、毎月の給与の際に会社負担の保険料を把握していなければ大変なことになってしまいます。
納付が必要
納付が必要な保険料というのは給与を確定させた時点でわかります。そのため、きちんと把握・管理をしていれば予想をしていない状況にはなりません。
その他の注意点
金額の合致
正しい手続き、正しい給与計算をしていると、給与から引く保険料、会社負担の保険料、請求が来る保険料は計算上きちんと合致するはずです。しかし、手続きを間違えていたり、給与計算が誤っていると数字が合致しなくなってしまいます。給与から引く保険料が高かったり低かったり、会社・個人のどちらかが損をしている状況になってしまいます。
時期のずれ
最終的には合致するのですが、手続きが遅れてしまうと毎月のお金の流れが合致しなくなってしまいます。会社の正しい資金状況を把握するためにも正しく迅速な手続きが必要になります。
アウトソーシング
給与計算・労務手続きアウトソーシング
給与計算や労務手続きは正しい知識がなければ正しい結果になりません。法違反の状態になってしまう可能性もあるため、正しく行えるような方法で行いましょう。
本業に集中
社内の事務手続きや労務管理に手が取られてしまい本業に集中できなくなってはいけません。会社で売り上げをきちんとあげられる環境を作り上げましょう。
us.office
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