最低賃金の推移|社労士us.office 札幌 給与計算アウトソーシング
昨年は多くの都道府県で据え置きになった最低賃金。今年は昨年とは違いコロナ禍ですが変更になりそうです。これまで最低賃金はどのように変わってきたのでしょうか。
最低賃金
最低賃金とは
1時間での給料つまり時給で、都道府県と特定の地域・業種ごとに決められている最低賃金。その名の通り、この最低賃金を下回った給料を設定することはできません。もしも、契約で最低賃金未満の給料を定めた場合はその部分は無効になり、自動的に最低賃金が適用になります。
月給も日給も
最低賃金は時給で決められているので時給者のみ気を付けて確認しますが、給料をもらう人であれば誰もが最低賃金は対象になります。日給であれ、月給であれ、働く時間から1時間単価の給料を計算してきちんと最低賃金を確認するようにしましょう。
推移
10年前
北海道の2021.8現在の最低賃金は861円です。高いと思いますか?低いと思いますか?この10年前、2011年の8月はというと691円です。なんと170円もの差があるのです。
今年は28円
今年は28円を目安に全国で引き上げが予想されています。現在の北海道最低賃金は861円なので28円上がると889円になります。
月換算
時給で考えると28円の差ですが、これを月換算で計算するとどうでしょうか。月単位で160時間働いている人であれば約5,000円の差があります。1か月で5,000円、1年で約60,000円の違いです。大きいですよね。
最低ライン
最低賃金が861円の場合は時給は861円、日給は×8時間の6,888円、月給は×173時間の148,953円。最低賃金が889円の場合は889円、日給は×8時間の7,112円、月給は×173時間の153,797円。これらがおおよその最低ラインになります。
発行はいつ
発行日
最低賃金は毎年10月ごろに改定が行われています。10月になっていきなり出されるのではなく、事前に情報が出されるのできちんと確認しておきましょう。
いつの給料から
10月1日から最低賃金が変更になった場合は、それ以降に働いた分に関して新しい最低賃金が適用になります。末日締めの翌月25日払いの会社は、11月25日支給の給料から新しい最低賃金を下回ってはいけません。
給与計算アウトソーシング
給与計算のアウトソーシングによる適正化・効率化、勤怠管理システムの導入による労務の適正化・効率化についてお困りの際はお気軽にus.officeにご連絡ください。
NEW
-
query_builder 2024/09/02
-
賃金台帳や出勤簿の保管|社労士us.office 給与計算アウトソーシング
query_builder 2024/08/20 -
残業上限規制はシステムで管理|社労士us.office 札幌 勤怠管理システム導入支援
query_builder 2024/08/05 -
最低賃金の確認|社労士us.office 札幌 給与計算アウトソーシング
query_builder 2024/07/22 -
算定基礎の注意点|社労士us.office 札幌 労務手続き
query_builder 2024/07/08
CATEGORY
ARCHIVE
- 2024/091
- 2024/082
- 2024/072
- 2024/062
- 2024/051
- 2024/042
- 2024/032
- 2024/022
- 2024/012
- 2023/124
- 2023/114
- 2023/105
- 2023/094
- 2023/081
- 2023/071
- 2023/051
- 2023/043
- 2023/035
- 2023/024
- 2023/012
- 2022/124
- 2022/114
- 2022/105
- 2022/094
- 2022/085
- 2022/073
- 2022/063
- 2022/053
- 2022/044
- 2022/034
- 2022/024
- 2022/015
- 2021/124
- 2021/114
- 2021/104
- 2021/094
- 2021/085
- 2021/072
- 2021/064
- 2021/055
- 2021/044
- 2021/0312
- 2021/0218
- 2021/0118
- 2020/1222
- 2020/111