給料の支払い方法|社労士us.office 札幌 給与計算アウトソーシング
給料のデジタル払いが議論されていますが、そもそもの給料の支払い方について、ルールを確認しましょう。
手渡しが原則
手渡し
給料の支払い方法の原則は手渡しです。昔は皆そうだったように、給料日に現金が入った封筒を直接労働者に渡すというのが原則ルールなのです。
ほとんどない
小さい会社や個人経営など、労働者数が少ないところではまだ手渡しのケースもありますが、今やほとんどが銀行口座に振り込みでしょう。この銀行口座への振り込みは無制限に認められているわけではなく、あくまで手渡しの例外なのです。
口座振り込み
同意が必要
会社は労働者の同意を得た場合に、給料を銀行口座に振り込む方法で支払うことができるとされています。そのため、労働者が同意しなかった場合やそもそも会社が銀行振り込みをしたくない場合は銀行振り込みをしなくても特段問題はありません。
同意とは
同意とはそこまで堅いものが必要かというとそうではありません。会社が口座振り込みで給料を支払うので口座教えてくださいと言い、労働者が振込口座を指定することで同意したとみなされます。入社の際に給料の受取口座情報を労働者が提出した場合、同意があったとして口座振り込みで対応して問題ありません。
明細を交付
口座振り込みの場合は振り込まれる給料の内容を確認できるものを労働者に渡すようにしましょう。要するに給料明細ですね。
いつまでに
銀行振り込みの場合は給料日の10時ごろには引き出し等ができる状態になっていなければいけません。給料日の夕方になって初めて振り込まれるという状態はいけません。そのため、振り込みの手続きは余裕をもって行いましょう。
デジタル払い?
現在、給料の支払いをペイペイなどのデジタル払いもできるようにしようという動きがありますが、社会全体でデジタル払いになるにはまだまだ時間がかかるでしょう。今後も口座振り込みが一般的な方法で続いていくとは思いますので、振り込みでの給料の支払いルールをきちんと確認しましょう。
アウトソーシング
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