固定残業代を超えた部分|社労士us.office 札幌 給与計算アウトソーシング
固定残業代は正しく導入・運用をすると認められるものですが、認められる要件の1つに超過分の正しい支給があります。
固定残業代
みなし残業
固定残業代とは、何時間分かの割増残業代を初めから給料に組み込んで支給するというものです。
認められる
固定残業代は正しく導入・運用をすることで認められる制度ですが、超過分の支給が要件の1つとしてあります。
超過分の支給
固定残業代に20時間分の割増残業代が含まれている場合、実際の残業時間が30時間であれば超過分の10時間は追加で残業代を支給しなければいけません。
認められない
固定残業代の要件はいくつかありますが、要件を守っていなければ固定残業代は認められず、通常の残業代を支給しなければいけません。固定残業代と扱っていた部分も含めて1時間単価、割増単価を計算しなければいけなくなります。
超過分の支給の注意点
何時間分が含まれている?
超過分を正しく支給するためにはまず、固定残業代に何時間分の割増残業代が含まれているのかを正しく把握しておかなければいけません。何時間を超えると追加で残業代が必要になるのか確認をしましょう。
時間外・深夜・休日
割増での給料が必要になるのは、時間外だけでなく深夜や休日もあります。固定残業代には時間外の割増分のみが含まれているのか、深夜割増分も含まれているのかetc。深夜割増分が含まれていない場合、深夜割増は原則通り支給しなければいけませんし、深夜割増分が含まれている場合は何時間分かを正しく把握しなければいけません。
勤怠管理
労働時間、残業時間、深夜労働時間などを正しく管理・集計できていなければ、超過分があるかどうかすらわかりません。日々の勤怠管理が適正な給与計算に繋がるので、正しく勤怠管理を行いましょう。
認められないと大変
固定残業代を支給していたつもりでも、それが認められないとなると、ずっと未払いの残業代が発生していることになってしまいます。
慎重に導入
簡単ではない
固定残業代は多くの会社で活用されていますが、簡単に導入できるものではありません。導入の段階でいくつかの要件があり、正しく制度を構築しなければいけなく、固定残業代を支給しているから追加の残業代が必要なくなるわけではなく、むしろより労働時間の管理を適正に行わなければいけなくなります。
アウトソーシング
会社に合った正しい給与体系の構築、給与計算のアウトソーシングについて、お困りの際はお気軽にus.officeにご連絡ください。
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