残業代の計算方法|社労士us.office 札幌 給与計算アウトソーシング

query_builder 2020/12/23
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 残業代は通常の給料より割増で計算されるのですが、どのような過程で行われるのかを実際に確認しましょう。

計算の流れ

残業時間集計

 まず、残業が何時間かを集計します。ここを間違うと、他が全て合っていたとしても、残業代が正しい金額にならないので気をつけましょう。

1時間単価計算

 給料の1時間単価を計算します。算定に含める手当、含めない手当があるので間違わないようにしましょう。

割増単価計算

 1時間単価を出したら、残業の割増率をかけて割増単価を計算します。

残業代

 最後に、割増単価と残業時間をかけて残業代を確定させます。

具体例

想定

 基本給200,000円、職務手当10,000円、住宅手当10,000円、通勤手当10,000円


 1日8時間、月〜金勤務、土日祝日休み


 時間外12時間(残業時間)

残業時間集計

 ここでは、残業時間はすでに12時間と集計できたとして進めていきます。深夜や休日はなしで、法定時間超えの時間が12時間です。

1時間単価計算

 月給なので1時間単価を計算します。割増の残業代を計算するとき、家族・通勤・別居・子女教育・住宅手当、臨時的なもの、1ヶ月を超える期間ごとに支払われるものは除いて考えます。
 つまりここでは、住宅手当10,000円、通勤手当10,000円を除いて、基本給200,000円と職務手当10,000円の210,000円で計算をしていきます。

 1時間単価を出すために、月給を月の所定労働時間で割る必要があります。これはほとんどのケースで月によって時間数が異なるので、年間の平均で計算をします。年間での休日を除いた労働日数を12(月)で割り、1日の労働時間である8をかけると月の平均所定労働時間がでます。
 年間の休日が120日であれば、365ー120=245日(年間労働日数)、245/12=20.4日(月平均労働日数)、20.4×8=163.2時間(月平均労働時間)。

 1時間単価は、210,000/163.2=1286.7(1,287円)になります。

割増単価計算

 1時間単価が1,287円と出たので、時間外の割増率である25%をかけます。1,287×1.25=1608.7(1,609円)。割増単価は1,609円です。

残業代

 ここまできたら、あとはかけるだけです。割増単価1,609円×残業時間12時間=19,308円。

端数処理

 上記の計算の中で、1円未満の端数がでた場合は、四捨五入しています。50銭未満切り捨て、50銭以上切り上げです。

確認してみよう

 残業代の大まかな計算方法は理解していただけましたでしょうか。残業時間の集計、1時間単価の計算。この2つが特に重要なポイントになるので、注意して集計、計算しましょう。

アウトソーシング

 勤怠管理システムの導入支援による勤怠管理、勤怠集計の適正化、効率化。給与計算アウトソーシングによる適正化、効率化をご検討の際はお気軽にus.officeにご連絡ください。

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